2015/07/20

頭をさげるっていうことについて


間を空けすぎてしまったお茶のお稽古に電車で向かってるとこ。

ばたばたしていろんな人に迷惑をかけたり心配してもらったりして、
でもそんなにわたしのこと考えてくれてる人が周りにいるってことに
おこがましくもこの状況で幸せだなぁと。


それでふと、今日はお稽古で

ちゃんと頭をさげる

ってことをすごくしたいって思ったのかも



お辞儀には、

真   しん
行   ぎょう
草   そう

って言って3段階の使い分けがあるんだけど、今はいちばん頭を深くさげる「草」の気持ちでいたい。

ずいぶん前に先生にこのお辞儀のこと教えてもらったときに、

「いつも草のお辞儀をすることが必ずしも正解じゃないのよ」

って聞いたのがまた深くてね?


いつもいつも丁寧に深々と
ってことは、
相手にも同じことをさせてしまうってことだから、
状況に応じて真と行があるみたい。

そこまでを気遣うのってすごく日本人らしいと思う。
あぁ素敵だなって。



日常でもぺこぺこお辞儀はするけど(いい意味で)
今日はいろんな人への感謝も込めて
お稽古でしっかりと「草」をするんだ!


ちゃんとしてない自分への戒めでもあるし。


まだまだ修行は続く……!