2015/06/23

おじいちゃんの7回忌


私ごとですが、先週の土日はおじいちゃんの7回忌で
実家に帰っておりました。


大好きだったおじいちゃん。
そしてきっとおじいちゃんも私のこと大好きだったはず。笑


私がちっちゃいころからいたずらっ子みたいに
いつもからかってきて、
たぶんわたしはおじいちゃんのせいで
ノリ突っ込みというものを覚えた。

年中日に焼けてて、一緒にお風呂入るときも
服着てるみたいに半袖の跡くっきりしてた。

年寄りなのに背が高くて、
肩車されるとけっこう怖かった。

よくデコピンされて、仕返ししても全然効いてなかった。

ブロッコリーにはソースとマヨネーズ混ぜたやつが
実はすごい合うってことを教えてくれた。

妹の10歳の誕生日のときにホールケーキがなくって、
普通のイチゴショート並べて円形になるように
いっぱい買ってきてくれた。

妹が完全に私よりデカくなってからも
私のこと「でっかい方」って言ってた。
逆に妹はずっと「ちっちゃい方」って言われてもやもやしてた。

私が高校に入学するときに倒れて、

お見舞いに行ったとき寝てると思って
差し入れのブドウめっちゃ食べてたら
「俺にもよこせ」って怒られた。

私がお見舞いに行くといつも泣きながら笑ってくれた。

で、私の高3の引退試合の朝に亡くなった。

人が死んじゃう瞬間ていうものに初めて直面した。
でも「おつかれさま」って気持ちがそのときはいちばんで、
そのまま大会出て自分のなかで一番いい演技できてたはず。


それで数日後の葬儀に信じられないくらいの数の人が来て、
この人の孫にうまれて幸せだってことに気づいた。


閉鎖的で変化を嫌いがちな田舎にいながら、
会社つくって軌道にのせて、
困ってる人助けて、
いっつも新しいこと考えては
すぐに実行に移してたひと。


それがどれほどすごいことなのか、
社会に出たいまだから本当にわかるんだと思う。


その遺伝子が私にも流れてるってことが、
ここ最近の私の自信であり、
この世にうまれた使命なんじゃないかとも
たまに思ってみたり…笑


すきなことして、
誰かの役に立つ


ていう、
楽しくて叩かれそうな道を選んだ自分へのね。



なにはともあれもう7年かー。
そりゃあいろいろあるわけだ!
山越家は、絶対的リーダーだったおじいちゃんの死を乗り越えて
いろいろ進化しているよ!

もうね、ここでいろいろ書きたいけど
個人情報だからさ、
でもほんと、
おばあちゃんもお父さんもお母さんも妹も
みんなすごいからさ、
わたしも負けないようにがんばるんだー!



という、ごく個人的な話でありました。